坂本、三原コンビで兵庫V-成年女子

フィギュアスケート(日本ガイシアリーナ)


○坂本、三原コンビで兵庫V-成年女子


 競技最終日の30日は成年女子のフリーが行われ、ショートプラグラム(SP)首位の坂本花織(兵庫・神戸学院大)が平昌五輪代表の実力を見せつけ、合計227.78点で個人1位に輝くとともに、4位に入った三原舞依(甲南大)とのコンビで兵庫県を優勝に導いた。都道府県対抗の2位は東京都、3位は地元愛知県だった。


◇「マトリックス」の世界を演じた坂本


 20歳の坂本がSF映画「マトリックス」の音楽に乗って、銀盤を舞った。最終グループの最終滑走。ジャンプでは前半のフリップートーループの連続3回転、続く3回転ルッツでずれが生じたが、後半はダブルアクセル(2回転半)-3回転―2回転の3連続などで得点を積み上げた。「前半はヒヤッとしたが、後半は大きく跳べた。よく動けた」。片足を上げたスケーティングで審判席前を横切るなど、アピールもしっかりした。

 4人前にはチームメートの三原が滑らかな演技でフリー3位の得点を挙げ、SP5位から順位を上げた。「舞依ちゃんの演技を見て元気をもらった」と坂本。2位の川畑和愛(東京・早大)に25点以上の差をつける圧勝に、三原は「私の順位が(優勝条件)ぎりぎりだったので、心強かった」と感謝した。

 リンク上で一番高い表彰台に立った二人は喜びいっぱい。「兵庫代表として二人で優勝できてうれしい」(坂本)、「かお(花織)ちゃんのおかげ。兵庫県に優勝を持って帰ることができてうれしい」(三原)と、口をそろえた。

成年女子フリーで演技する坂本花織=30日、愛知・日本ガイシアリーナ(代表撮影)