農業のまち、国体で盛り上げ―鉾田市

決勝競技:10/4~6 スポーツクライミングリード(鉾田総合公園特設競技場)


いきいき茨城ゆめ国体。鉾田市では、正式競技のスポーツクライミングが鉾田総合公園の特設競技場で行われる。競技はリード、ボルダリングの2種目で、それぞれ成年の男子と女子、少年の男子と女子に分かれる。

 

リードとボルダリングの違い

リードとは、高さ12㍍以上・幅3㍍以上の人工壁に取り付けられたカラフルなホールドと呼ばれる手掛かりや足掛かりを使ってルート(ホールドを取り付けたコース)を登り、その到達高度を競うもの。選手は安全確保のため、ハーネスという安全ベルトを使って命綱のロープを体に結び、ルートの途中に設置してある支点にロープをかけながら登っていく。制限時間の6分以内にスタートから最上部まで落ちずに登り、終了点のカラビナにロープをかければ「完登」となり、途中で落下した場合にはその到達高度で終了となる。

ボルダリングは、高さ5㍍,幅6㍍の人工壁に設定された四つの課題を制限時間内に登る競技。リードと異なり安全確保用のロープは使用せず,厚いマットが敷いてある。失敗しても何度でもやり直すことができるが、いかに少ない回数で成功し,課題の途中に設けられたボーナス点を獲得できるかがカギとなる。

 

小・中学生にクライミング教室

鉾田市ではスポーツクライミングの開催が決まってから、国体を盛り上げようとする活動が行われた。例えば、2015年6月から16年3月まで月1回、将来有望な小・中学生に対してスポーツクライミングの教室を開いたり、17年には9月下旬から1カ月、市内の小学6年生を対象にしたクライミング教室を行ったりした。

 

これらの活動と市の魅力ついて、鉾田市の三島さんに話を聞いた。

 

―鉾田市の特色や魅力は。

鉾田市は農業が基幹産業で、市内にはビニールハウスや畑が広がり、メロン、イチゴ、トマト、ミズナ、サツマイモ、ゴボウなどが育てられている。野菜部門の農業算出額は全国一です。

―国体開催の盛り上がりは。

鉾田市でスポーツクライミング競技が開催することが決定してからは、鉾田総合公園および小学校の体育館でクライミングボードの設置や、クライミング体験教室の実施、産業祭などの市内行事でのイベント体験らのPRを中心に活動を続けてきた。また、全国から訪れる選手・監督、一般観覧者をおもてなしするためのため、国体PRグッズの製作や「炬火(きょか)イベント」、「花いっぱい運動」などの取り組みを行い、市民総参加で国体を盛り上げています。

―小・中学生へのボルダリング教室の効果は。

初めて体験する子供たちばかりだったが、クライミング競技に対して興味や関心を持ってもらうことができたと思います。


筆者;早稲田大学 倉持七海