「みんなで」挑む国体~土浦市

決勝競技:水球(9/16)、相撲(9/30、10/1)

 

正式3競技と特別競技1が土浦市で開催

令和初の国体となるいきいき茨城ゆめ国体。土浦市では、水球、相撲、軟式野球(1・2回戦のみ)、そして特別競技の高校野球軟式が実施される。

水球は会期前の実施で、少年男子が9月13日(金)、15日(日)、16日(月)、国体初採用の女子が9月14日(土)~16日(月)に茨城県立土浦第二高等学校プールで開催される。会場はJR常磐線・土浦駅西口から徒歩20分。同校は1903(明治36)年創立の伝統ある進学校として知られる。水球は水上だけでなく、水中での駆け引きも見どころ。「水中の格闘技」とも呼ばれ、激しい攻防が見ものだ。

相撲は霞ケ浦文化体育会館で9月29日(日)~10月1日(火)に行われる。会場は霞ケ浦湖畔の霞ケ浦総合公園内にあり、公園には自然観察施設や水生植物園、日帰り入浴施設などもあるので、1日中楽しめる。また、同会館は大相撲の巡業会場としても利用されており、元横綱稀勢の里の出身地である茨城県での国体ということからも盛り上がりそうだ。少年男子、成年男子とも団体戦は47チームによる予選3回戦と16チームによる決勝トーナメント、個人戦は団体予選で3勝を挙げた選手による決勝トーナメントが実施される。個人戦は団体予選の成績次第で出場が決まるため、予選1回戦から目が離せない。

 

「みんなで」盛り上げる国体

複数競技の実施で熱気が高まっている土浦市だが、同市は日本第2位の面積を持つ湖である霞ケ浦に面し、茨城県南地域に区分される。毎年10月に開催される「土浦全国花火競技大会」は日本三大花火として知られ、多くの観客が訪れる。1929年に当時世界最大級のドイツの大型飛行船「ツェッペリン伯号」が土浦に飛来した際に、土浦ならではの食材(レンコン、ジャガイモなど)を使ったカレーを振る舞ったという歴史から、今でもカレーの街として知られている。

国体に向けては、「2019茨城国体実行委員会」のホームページ上でのカウントダウンや公式Twitterで精力的に発信活動を行ってきた。同市教育委員会国体推進課の木村聡主任は「土浦市民であってもそうでなくても、土浦にかかわってくれた人でカウントダウンの写真を撮っている。みんなで盛り上げていきたい」と意気込みを語った。また、収容人数が3000人を軽く上回る相撲会場を例に出し、「過去には大相撲の地方巡業もこの会場で行われており、土浦市民の相撲に対する熱は大きい。地域活性化のためにも、『おもてなし』を大切にしたい」と期待を込めて話した。このおもてなしという言葉が国体成功に向けたキーワードになるのだろうか。

 

▼土浦市の国体情報はこちらから▼

茨城国体土浦市実行委員会のホームページ:https://www.tsuchiura-kokutai.jp

茨城国体土浦市実行委員会の公式Twitter:https://twitter.com/2019tsuchiura

 

筆者:早稲田スポーツ 山崎航平