茨城を楽しもう ~ひたちなか市~

茨城国体では全国から選手、応援の人々が来訪する。「せっかくの茨城、寄り道して帰りたい」と考える人に、国体会場近くの観光地を紹介したい。今回は開・閉会式に加え、陸上競技、水泳、サッカー、バレーボールの4競技が実施され、多くの人々が足を運ぶことが予想されるひたちなか市。


癒やしの観光地

ひたちなか市と言えば、何と言っても「国営ひたち海浜公園」。サッカー女子の会場、ひたちなか市総合運動公園から徒歩20分ほどの距離であり、国体期間中はJR常磐線・勝田駅から15~20分で着く直行バスが出ている。陸上競技が行われる笠松運動公園など他の会場からは少し遠いが、駅まで行けばこのバスでアクセスはしやすい。

東京ドームの約40個分にも及ぶ広大な公園には、各所に四季折々の色鮮やかな花々が咲き誇る。国体が行われる10月初旬には、コキア(紅葉)やキバナコスモスが見ごろを迎えそうだ。インスタ映えも間違いない。

また、バーベキュー広場やアスレチック広場、遊園地なども設営されており、レンタルサイクルやシーサイドトレインも利用できる。花を見て癒やされたり、遊園地で羽を伸ばしたり、友人、家族、選手仲間とのバーベキューを楽しんだりと、自分に合った楽しみ方ができよう。

入場料は中学生以下無料、高校生以上450円、65歳以上は210円。お手頃な料金なので、選手は国体後の気分転換に、応援に来た皆さまらは茨城の記念にいかがだろうか。


選手の力になれ

(酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)のトンネル【写真:結城和臣】)

ひたちなか市のパワースポットで有名なのは「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」。JR利用なら勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え、約25分で磯崎駅へ。そこから徒歩10分ほどで着く。国体会場からは距離はあるが、1勝でも多く勝利を目指す選手たちには、特にパワースポットということで魅力的だろう。

神社は境内に入る前から、木々で囲まれた自然のトンネルが続く。幻想的な雰囲気に、心が浄化されるようなすがすがしい気分を味わえる。

神社に祭られる主祭神の「少彦名命(すくなひこなのみこと)」は、医療医学の祖神と仰がれ、民を救う神であるとされる。そのため、選手の皆さんが、病気やけがなく健康に過ごせる力が境内に充満していることだろう。また、宝くじに高額当せんした人が奉納した亀石象もあり、これに触ると御利益があると有名だ。さらに、選手の願いがかなうかどうかは分からないが、社務所では勝利を引き付ける「勝守」のお守りも置いている。


茨城県には魅力にあふれた場所がたくさんある。せっかく茨城を訪れるなら、その魅力を堪能してみてはいかがだろうか。


筆者:慶應義塾大学 結城和臣