弾を使うライフル射撃3種目in県営ライフル射撃場

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 10月4日、茨城県桜川市の茨城県営ライフル射撃場でライフル射撃の成年男子50mライフル三姿勢(120発)と同10mエア・ライフル立射(60発)、成年女子10mエア・ピストル(60発)の3種目が行われた。これらの種目にはすべて弾が使用され、同日、別会場で行われた光線を使う少年のビーム・ピストルとは区別される。

 

岐阜の橋爪が2連覇-成年男子50㍍ライフル三姿勢

 立射、膝射、伏射の三つの射撃姿勢で競う成年男子の50㍍ライフル三姿勢を制したのは、前回優勝者の橋爪一馬(岐阜)だ。予選を2位で通過すると、ファイナルでは2位に2.6点差をつけて勝ち抜いた。過去毎年のようにファイナルに出場している橋爪だが、大会2連覇で強さを実証した。

 

滋賀の田畑、大会新で初優勝-成年女子10mエア・ピストル

成年女子の10mエア・ピストルは予想外の展開となった。前回大会の優勝者でもある藤村優美(大阪)をはじめ、毎年ファイナルに残る選手が勝ち抜き戦で次々と姿を消す一方、安定した射撃を見せたのが田畑実菜(滋賀)だった。他選手に比べ、ベストショットの数が群を抜き、236.4点のファイナル大会新記録で初優勝を果たした。試合後、「(予選で)落ちるかなと思ったんですけど、優勝しちゃいましたね」と自身も驚きを隠せない様子だったが、「(2024年の)滋賀に向けて練習を頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 

岡山の岡田が3年ぶり栄冠-成年男子10mエア・ライフル立射

(エアライフルで優勝した岡山県代表の岡田直也)

 成年男子10mエア・ライフル立射では、岡田直也(岡山)がファイナル247.7点の大会新で3年ぶりの優勝を果たした。ファイナルでは予選1位通過の遠藤雅也(岐阜)が早々と8位に敗れたが、表彰台争いは大接戦。優勝争いは後半に安定した射撃を見せた八川綾佑(大分)が暫定1位の岡田を追いかける形となったが、岡田は最後まで集中を切らすことなく逃げ切った。岡田がこの種目で優勝したのは3年ぶりで、「ふるさとに良い結果を知らせることができてうれしい」と喜んだ。今後に向けては「オリンピックに向けて、日本記録を更新する勢いとは言わず、(日本記録を)更新して出場を決めたい」と2020年東京五輪出場へ強い意志を示した。

 

記事・写真:早稲田大学 金岡知葉