テニスの総合優勝は埼玉

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10月2日、神栖市の神栖海浜庭球場で、テニスの成年男女・少年男女の決勝が行われた。試合は4面で同時に行われ、それぞれ熱戦が繰り広げられた。

 国体でのテニスは、1チーム2人のチーム戦方式で戦い、シングルス2試合とダブルス1試合で戦う。それぞれの試合は1ゲーム4ポイントの8ゲーム先取した方が勝ちで、先に2勝したチームの勝利となる。

少年女子は兵庫が13年ぶりの優勝

(少年女子兵庫の木本海夢夏)

 最初に優勝を飾ったのは少年女子の兵庫だ。決勝は神奈川と対戦し、兵庫の木本海夢夏(みうか、相生学院高校)が後半の粘りを見せて8―5で先勝すると、松下菜々がその流れに乗り、序盤からリードを広げ勝利を決めた。兵庫は13年ぶり13度目の優勝。

成年男子は三重が快勝

(成年男子三重の島袋将)

 成年男子決勝は、三重と愛媛の対戦だ。初戦、三重の関口周一(三重県体育協会)と愛媛の片山翔(伊予銀行)が互いに一歩も譲らない一進一退の攻防を見せたが、7―6での三重リードで迎えたゲームで、関口が一瞬の隙を突き、勝利をつかみ取った。続いて三重の島袋将(早稲田大学)が気迫あるプレーで相手を圧倒し、2―0で7年ぶり4度目の優勝を遂げた。

少年男子は埼玉が2年連続優勝

(優勝の喜びを応援者と分かち合う少年男子埼玉の松下龍馬=手前=と齋藤恵佑=奥=)

 少年男子決勝は、埼玉が兵庫を2―1で下し、2年連続2度目の優勝。埼玉の斎藤恵佑(日出高校)が先勝すると、続く試合では8―8のタイブレークにもつれ込み、兵庫が勝利してタイに持ち込んだ。最後のダブルスでは埼玉の松下龍馬(秀明栄光高校)、斎藤ペアが兵庫ペアに勢いとパワーで打ち勝ち、2連覇を果たした。

成年女子は大接戦の末、埼玉が2連覇

(成年女子埼玉の清水映里)

 成年女子は埼玉と三重が熱戦を演じた。埼玉は輿石亜佑美(竜興化学工業)が相手の攻撃的なプレーにも打ち勝って先勝。しかし、続く清水映里(早稲田大学)が競り負けてタイに。ダブルスでは埼玉ペアが大接戦を制して9―8で粘り勝ち。思い切りの良いプレーで2年連続3度目の優勝を飾った。


 この結果、茨城国体のテニスの総合優勝は、少年男子と成年女子を制した埼玉が勝ち取った。

先に優勝を決めた埼玉の少年男子の選手たちが、成年女子の選手を応援する姿が見られた。少年男子の斎藤は「試合が終わった後の応援には結構力を入れた」と語り、「うちは年齢が離れていても仲が良いので」と誇らしく思う様子だった。また、成年女子の清水は決勝について、「埼玉の総合優勝が懸かっている試合だったので、絶対優勝したい気持ちで戦った」と振り返り、「(少年男子の)2人が応援してくれたので、とても力になった」と話した。


記事・写真:早稲田大学 金岡知葉