メドレーリレーは関東勢が3種目制す―競泳最終日

■水泳(競泳)アーカイブ動画URL

9/14:https://japangamestv.japan-sports.or.jp/broadcast.html?br=301325

9/15:https://japangamestv.japan-sports.or.jp/broadcast.html?br=301327

9/16:https://japangamestv.japan-sports.or.jp/broadcast.html?br=301329


9月16日、ひたちなか市山新スイミングアリーナで競泳の締めくくりとして行われたのは成年男女、少年男女Aの各400㍍メドレーリレー決勝だ。4種目中3種目で関東勢が優勝を勝ち取った4レースの模様をお届けする。


神奈川、惜しくも高校新ならず―少年男子A

 少年男子Aは神奈川が圧勝。序盤は埼玉にリードを許したが、100㍍の交代時に柳川大樹が逆転。第1泳者でいい流れを作ると、その後は他チームに背中をとらえられることもなく、2位の東京に約4秒差をつける3分37秒78の大会新記録を樹立。高校記録にはわずかに及ばなかったが、堂々の優勝を語った。レース後のインタビューでは「この4人で高校新記録を作りたかった」(柳川大樹)と高校記録樹立の機会を逃した悔しさをにじませた。


埼玉、大差で快勝―少年女子A

 少年女子Aで優勝に輝いたのは埼玉。第1泳者の酒井夏海が50㍍折り返した時点でただ一人30秒を切る28秒81という驚異的なタイムで泳ぐと、2位に約3秒差をつけて第2泳者につなぐ。第2泳者の井坂友紀は順位を下げたが、続く田嶋玲奈、山本葉月が完璧にその差を埋める圧巻の泳ぎを披露。最終的には2位の大阪に2秒以上の差をつけゴール。大会新記録とはならなかったものの、選手たちはにこやかな表情で会場をあとにした。


愛知、関東勢を止める―成年男子

(成年男子愛知代表第3泳者の石川慎之助)

 成年男子は個人種目で表彰台に上った塩浦慎理が所属する神奈川がリードする展開が予想されたが、簡単に打ち破られる。レースは第1泳者の50㍍通過時点で愛知が先頭で通過。そこからは他県を全く寄せ付けない力強い泳ぎを各選手が見せ、2位の埼玉に3秒近い差をつける3分34秒24でゴールした。メドレーリレーでは唯一、関東勢以外が1位の表彰台に上り、意地を見せた。


東京、大会新で逆転勝ち―成年女子

(成年女子の大会新記録で優勝した東京代表)

 このレースでも大会新記録が生まれた。優勝は東京。第1泳者の竹村幸は6位と出遅れ。「一番引っ張らないといけないのに」(竹村)と少し悔し気な表情を見せたが、「頼れる後輩たちに助けられた」(竹村)と振り返るように、後輩たちの逆襲が始まる。第2泳者が次につなぐ時点で2位につけ、トップの埼玉には約1秒差で背中をとらえた。そして、第3泳者が一気に追い抜くと、アンカーも力泳。大会記録の4分2秒00を塗り替える4分1秒04をマークし、メンバーの顔には満面の笑みが見受けられた。


記事・写真:東洋大学 須之内 海