少年決勝、熱戦を制したのは福岡-ラグビー

■ラグビー(少年男子)アーカイブ動画URL:https://japangamestv.japan-sports.or.jp/broadcast.html?br=301410


ラグビー少年決勝、激戦の地は水戸で

茨城国体のラグビーは10月3日、水戸市立サッカー・ラグビー場で少年男子の決勝が行われた。対決したのは福岡と佐賀。選抜チームの福岡が佐賀工高の単独チームで臨んだ佐賀を52-12(前半24-7)で破り、8年ぶりの優勝を果たした。

国体のラグビーは成年男子、少年男子、女子が実施され、ルールも少し異なる。成年男子、女子は7人制で試合時間も前後半7分ずつの計14分と短い一方で、少年男子は15人制で試合時間も前後半25分ずつの計50分(決勝は30分ずつの60分)と長い。ラグビーはワールドカップ(W杯)が日本で初めて開催されるなど近年、注目度が高くなってきた競技だ。見どころといえば、やはり力強いタックルや巧みなパスワークだろう。

決勝に駒を進めた両県はどちらも昨年、悔しい思いで国体を終えた。福岡は決勝で奈良に敗れて準優勝、一方の佐賀はその奈良に準決勝で屈した。徐々に会場が盛り上がり両チームの応援にも熱が入る中、試合は始まった。


福岡が力の差を見せつけ圧勝、去年の雪辱を晴らす

先制点を挙げたのは福岡だった。パスをつなぎながら敵陣まで攻め込むと、前半6分、スタンドオフの森駿太(東福岡高)がペナルティーゴール(PG)を決める。これで勢いに乗った福岡はその後、連続トライを挙げ、17?0と一気に相手を引き離す。佐賀も果敢に攻め込むが、福岡の固い防御に抑えられ前に進めない。

そして、福岡は前半23分と後半開始早々にセンターの松岡大河(東福岡高)が佐賀のディフェンスを振り切り独走トライ。森もきっちりゴールキックを決めた。加えて、佐賀の反撃を許さない鉄壁の防御も光った。終わってみれば、40点差の大勝。福岡が昨年準優勝のリベンジを果たした。


国体優勝を振り返って、選手から見えた国体

4トライを決めて優勝に大きく貢献した福岡の松岡に試合を振り返ってもらった。

―試合を終えた率直な気持ちは。

最初から優勝を目標にやってきた。みんなアップから相手を上回ろうと言って、それができた。

―自身のプレーを振り返って。

みんながきれいなボールをくれたので、それを受け取って僕はただただ走っただけ。本当に勝ちたかった、自分でトライを取ると決めていたので、(トライの場面は)自分の判断は間違いじゃなかったなと思います。

―国体を通して成長できた点は。

今まで大きな大会で優勝とかがなかったので、国体で優勝という形で終われたのでよかった。これをきっかけに自分たちのチーム(高校)に帰って自信をつけたいと思います。


筆者:早稲田大学 高橋さくら