相撲競技に多くの観客詰め掛ける-相撲(少年男子)

■相撲(少年男子)アーカイブ動画URL:https://japangamestv.japan-sports.or.jp/channel.html?ch=120067

国体では第1回大会から実施されてきた長い歴史を持つ相撲。競技は9月30日と10月1日に土浦市の霞ケ浦文化体育会館で行われ、朝早い時間にもかかわらず、会場には茨城県内外から多くの観客が詰め掛けた。

競技初日は少年男子の団体戦と個人戦が行われた。出場資格は18歳未満の者となっており、団体戦は1チーム5人で構成。予選3回戦まで対戦した後、その勝敗と得点によって上位16チームが決勝トーナメントに進む。

個人戦は、団体予選で全勝した選手に出場権が与えられ、トーナメント方式で対戦する。

地元の熱い声援受け、茨城奮闘

(準々決勝戦で山本剛瑠(熊本)に下手投げを決める亀井颯人)

(少年男子団体で優勝した鳥取チーム)

 この日一番の声援を浴びたのはやはり地元の茨城勢だった。予選7位で通過した茨城が団体戦の決勝トーナメントに登場すると、試合前から大きな歓声が上がった。最初の試合の相手は予選10位の青森。先鋒・江連春樹が押し出しであっけなく敗れてしまうが、次鋒の幡谷健人が寄り倒しで勢いをつけると、その日の個人戦で優勝を果たした東洋大牛久高の亀井颯人が快勝。会場では子供たちが応援タオルを振ったり大きく広げたりして選手に力いっぱい声援を送った。この試合は3-2で勝利。応援席では、思わず立ち上がって喜ぶ姿も見られた。

「声援が力になって勝てた試合だったと思う」と亀井は振り返った。しかし、続く準決勝で熊本に1-4で敗れ、5位に終わった。亀井は「番狂わせをしたかったという悔しい気持ちもあるが、やりきったという気持ちもある。大学でも頑張っていきたい」と悔しい思いをにじませながらも、先を見据えていた。

決勝で対戦したのは予選5位通過の鳥取と6位通過の和歌山。鳥取は先鋒戦と次鋒戦を連敗し追い詰められたが、その後3連勝して逆転勝利。令和最初の王者は鳥取が勝ち取った。

 続く個人戦では、優勝した亀井をはじめ、江連が3位になるなど大躍進の茨城だった。


筆者:早稲田大学 伊藤可菜