生で見て感じる迫力-相撲

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国体の相撲とは

日本の国技・相撲。プロの大相撲では横綱・白鵬や小兵力士・炎鵬ら個性豊かな力士が土俵上でしのぎを削っている。アマチュアが争う国体では、主に高校生が少年男子の部に、主に大学生・社会人が成年男子の部に出場し、個人戦と団体戦で熱戦を繰り広げる。団体戦は成年男子が3人1組、少年男子が5人1組で行われる。少年、成年とも各都道府県が予選3試合を行い、上位16チームが決勝トーナメントに進み、優勝を争う。個人戦は、団体戦の予選で3勝以上を上げた選手によるトーナメント戦で優勝者を決める。

国体での相撲の歴史は古く、第1回大会から開催されている。過去の優勝者には、少年男子では大関・豪栄道(埼玉県=本名、澤井豪太郎)、成年男子では小結・遠藤(石川県=本名、遠藤聖大)らがいる。今回の茨城国体でも将来の大相撲入りが期待される選手たちに注目したい。

 

土浦名物がお出迎え

茨城国体の相撲は土浦市の霞ケ浦文化体育会館が会場で、9月29日から10月1日まで行われる。大会の準備を進める土浦市教育委員会国体推進課の木村聡主任に話を聞いた。その話を基に会場を紹介する。

1階席に入るとまず、土浦市の職員が描いた大きな絵が観客を出迎える。絵には、有名な土浦市の花火大会の様子、霞ケ浦、そして相撲競技が描かれており、1枚で土浦市の見どころを堪能できるようになっている。会場の収容人数は3000人を超えるという。既存の2階席に加え、国体用に設置された可動式席、さらに東西の土俵近くに観客席が設けられている。特に土俵近くの客席では迫力のある戦いを見ることができそうだ。大会当日は先着順に好きな席に座ることができる。競技は午前9時から始まる。

土俵の整備も進められている。国体で使われる土俵は、業者により2日間で作られたものだという。しかし、土俵づくりはそれで終わるわけではない。木村主任の「土俵は生き物」という言葉からもうかがえるように、入念な手入れは欠かせない。本番に向けて木村主任ら職員による準備によって、土俵づくりは完成する。

(霞ケ浦、そして相撲競技が描かれる【写真:生井瑞季】


技と技、体と体のぶつかり合い

国体相撲の見どころを木村主任に伺ったところ、「技と技のぶつかり合い、体と体のぶつかり合いを直で見ていただけるとありがたい。テレビでは伝わらない(体と体がぶつかる)音とか、選手の声とかを感じてもらえるといい」との答えが返ってきた。霞ケ浦文化体育会館は、大相撲が行われる両国国技館などに比べると小さい。しかし、会場が小さい分、選手や勝負の迫力をより感じることができるだろう。

 

会場へのアクセス

会場の霞ケ浦文化体育会館へは、JR常磐線・土浦駅東口から無料シャトルバスが運行している。ただし、シャトルバスは本数が少ない。土浦駅西口1番乗り場からJRバスか関東鉄道バスに乗車し、霞ケ浦総合公園で下車、または同駅西口2番乗り場からコミュニティーバスのキララちゃんバスCコースに乗車し、水郷体育館で下車するルートでも行くことができる。車の場合、常磐自動車道の桜土浦ICから15分、土浦北ICから20分。

 

早稲田大学 杉﨑智哉